【第1回】まずは現状と仕様の確認
メーカーホームページで仕様の確認
今回改造というかアップグレードを試みるのはNECの「VersaProJ VJ25A/A-7」です。2009年6月に発売されたオフィス用のPCで、大まかなスペックは以下の通りです。
項 目 | 仕 様 | |
CPU | インテル Core2Duo プロセッサー P8700 | |
クロック周波数 | 2.53 GHz | |
キャッシュメモリ | 1次 | インストラクション用32KB×2 / データ用32KB×2 |
2次 | 3MB | |
バスクロック | システムバス | 1,066MHz |
メモリバス | 1,066MHz | |
チップセット | モバイル インテル GM45 Express チップセット | |
メモリ(メインRAM) | 標準容量 | 1GB(最小構成時) |
スロット数 | SO-DIMMスロット×2 | |
最大容量 | 4GB | |
表示機能 | 内蔵ディスプレイ | 15.6型ワイドTFTカラー液晶(WXGA:1,366×768ドット) |
ビデオRAM | 最大268 – 1,292MB(Windows Vistaの場合)、最大256MB(WindowsXPの場合) | |
グラフィック アクセラレータ |
モバイル インテル GMA 4500MHD(チップセットに内蔵) | |
サウンド機能 | 音源/サラウンド機能 | ステレオスピーカ内蔵、インテル(R) High Definition Audio準拠(ステレオPCM録音再生機能、ソフトウェアMIDI音源)、マイク機能(ノイズ抑制、音響エコーキャンセル、ビームフォーミング) |
通信機能 | LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、Remote Power On機能標準装備 |
入力機器 | キーボード | キーピッチ:19mm、キーストローク:3mm、JIS標準配列[87キー(タイプA)] |
ワンタッチ スタートボタン |
「ワンタッチスタートボタンの設定」標準添付 | |
ポインティングデバイス | NXパッド標準装備 | |
フロッピーディスクドライブ | セレクションメニューにより選択可能 | |
スロット | PCカード | TypeI/II×1スロット(TypeIII使用不可)。PC Card Standard準拠、CardBus対応 |
インターフェイス | USB | 4(右側面×1、左側面×2、背面×1)、USB2.0対応 |
ディスプレイ (アナログ) |
外部ディスプレイコネクタ(アナログRGB) ミニD-sub15ピン×1 | |
LAN | RJ45 LANコネクタ×1 | |
サウンド関連 インターフェイス |
ライン出力 | ステレオミニジャック×1(ヘッドフォン出力と共用) |
マイク入力 | ステレオミニジャック×1 | |
ヘッドフォン出力 | ステレオミニジャック×1(ライン出力と共用) | |
消費電力 | 標準 | 約16W |
最大 | 約90W | |
外形寸法 | 本体(突起部除く) | 378(W)×266.8(D)×40.5(H)mm |
質量 | 本体 | 約2.9Kg(バッテリ搭載時) |
NECホームページより抜粋
入手したときのOSは「WindowsXP HomeEdition」、メモリは1GB、HDDは80GBの構成でした。
何をどこまでできそうか?
業務用パソコンはメモリやHDDを交換しやすいケースになっていることが多いのですが、このPCはCPUまでも交換しやすい仕様になっています。
以下の画像に記載していますが、CPU、メモリ、HDDともにそれぞれネジ1本はずせばアクセスできるようになってます。(CPUはさすがにクーラーやファンをはずさないと交換できませんが、それは後の記事で。)
各パーツにアクセスするためのネジ位置
それぞれネジを外してカバーを開けたところ
アップグレードの王道である、メモリ増設とHDD交換に加えて、ノートパソコンには珍しくCPU交換もできるので、かなりのアップグレードが期待できそうです。
では次回から作業を行っていきたいと思います。