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【amazon video】『愛する人』

なんとなくamazon primeビデオを見流してると、思いがけず良質な作品に出会えます。みなさんに見てもらいたい、知ってもらいたい映画をご紹介します。

【原題】
  Mother and Child

【製作国】
 アメリカ、スペイン

【監督】
 ロドリゴ・ガルシア

【公開】
 カナダ:2009年9月14日
 アメリカ:2010年5月7日
 日本:2011年1月15日

【キャスト】

 f:id:berge3645:20190211112011j:plainアネット・ベニング(カレン役)

 

 f:id:berge3645:20190211112006j:plainナオミ・ワッツ(エリザベス役)

【ストーリー】
 年老いた母親を介護し、毎日忙しく働いているカレン。そんな彼女には、14歳で妊娠・出産するものの、やむを得ず子どもを手放した過去があった。一方、母を知らずに育ち、弁護士としての輝かしいキャリアを持つ37歳のエリザベスは、思わぬ妊娠をきっかけに母への慕情を意識し始める。

【インプレッション】
 メインの2人(カレン、エリザべス)ともに寂しい人間関係しか築けていないのですが、カレンは母の死と結婚、エリザベスは父親のわからない妊娠を機に、他人との付き合い方も変っていき、お互いに血のつながった家族を求め始めていきます。
 血のつながった親子の愛情、特に母から娘への愛情が強く、やさしく、たっぷりと描かれています。
 不安、葛藤、寂寥といった感情から、次第に(他人や家族に対する)「愛情」っていいな、と温かい気分にさせてくれます。
 ただ、難を言えばカレントエリザベスは出会ってほしかったです・・・(と思わせるところが愛情の深みを強く感じさせる、この映画の狙いなんでしょうね。)