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PC、タブレットなどのデジタルデバイスについてなんかいろいろやってみたことの紹介。ときどき映画の感想とか、洋楽とか。

【第2回】アップグレードの定番-メモリ増設

メモリ増設はアップグレード初めの一歩

 だいたいどのパソコンでも、メモリの増設・交換をユーザでもできるようにアクセスしやすく作ってます。HDDやCPUの交換よりハードルの低い作業ですが、効果は絶大です。みなさん、これはやっといた方が良いですよ。

 ではこのパソコンのメモリ交換に取り掛かります。裏面真ん中のネジを外すとメモリスロットにアクセスできます。

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 ハイニックス(Hynix)のDDR3 PC-8500 1GBが1枚差さっていました。WindowsXPではこれで十分ですが、Windows10を使う場合にはまったくの容量不足です。

 メーカー仕様を見てみると、最大4GB(2GB×2枚)となっています(※前回記事参照⇒https://f-custom.hateblo.jp/entry/2019/02/11/102039)が、ここは4GB×2枚で8GBに挑戦したいと思ってます。

メーカー仕様を無視して挑戦する理由とは?

 メーカー仕様を無視して挑戦するには、それなりの勝算があります。チップセット「GM45 Express」のデータシート上ではは8GB(4GB×2枚)までサポートと記載があるのです。

ark.intel.com

 メーカー仕様とデータシートの記載がなぜ違うのかと言うと、1スロットに4GBのメモリを差した場合、それがすべて動作するわけではないということです。

 メモリにはチップ数が8枚載ってるものと16枚ものがありますが、データシート上に記載されている最大メモリを載せる場合、大体の場合においてチップ数が16枚のものを使用しないと動作しないものなのです。

 ただ単に容量だけ考えて4GBのメモリ2枚をスロットに差した場合、それが8枚チップだと認識しないということになりますので、メーカー仕様としては確実に動作する(相性とかは別にして)1段下のメモリ容量を仕様として記載するのでしょう。(それか搭載OSが32bitだったので認識可能な上限を記載したのかも。)

 なのでメモリをMAXまで増設したいと思ったら、チップセットのデータシートも確認した方が良いです。

※ただしメーカー仕様に記載されていたとしても、動作するかしないかは自己責任であることはお忘れなく。

メモリ交換完了

 ヤフオクにて16チップのDDR3 4GB PC3-12800のメモリ2枚を購入しました。

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ELECOM製 2,185円
Micron製 1,894円

 特に支障もなく無事Windows上でも認識しています。

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(画面はWindows10です。WindowsXP上では4GBまでしか認識しないので、HDDの交換、Windows10のインストールは同時に行っています。)

メモリ8GBあれば次のOSまで十分

 メモリ8GBに増設したことで、Windows10でも快適に使えてます。最近のミドルレンジパソコンはだいたい4GB~8GBですし、ローエンドになると2GBという製品もあったりします。

 8GBあればまだまだ現役ということなので、Windows10の次(名称は何になるかわかりませんが)のOSまでは十分に引っ張れる使用感です。