【第3回】HDDをSSDに換装
やっぱり今の時代はSSD
このパソコンにもともとついていたのはウエスタンデジタル(WesternDigital)のS-ATAドライブ「WD800BEVT(80GB)」です。
当初は、余っていた日立GST「Travelstar 5K320(160GB)」にWindows10を入れて使用していましたが、今回ウエスタンデジタル製のSSD「WDS250G280A(250GB)」に換装します。
WDS250G280A(250GB)-表
WDS250G280A(250GB)-裏
パソコン工房さんで箱入り新品で3,450円でお買い上げです。
Windows10をクローンコピー
「Travelstar 5K320(160GB)」にはOSはWindows10 Home 64bitをインストールしています。認識もインストールもスムーズに進んだので特段記載はしません。
ここで何かトラブルでもあれば良いネタになったのですが、まあでもPCは安定動作が一番です。
ちなみに現在Windows8.1とWindows10は、プロダクトキーがなくてもとりあえずダウンロード及びインストールはできます。プロダクトキーを入力しなければ一定期間で利用できなくなるので、継続して利用することはできませんが、中古やジャンクPCの動作確認だけならできます。またWindows7はダウンロードする際にプロダクトキーの入力が必須です。
何かの役に立つかもしれないので、Windows10、8.1、7のダウンロードリンクだけ貼っておきます。
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[Windows10]
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
[Windows8.1]
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows8ISO
[Windows7]
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows7
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起動可能なクローンディスクを作る-「EaseUS Todo Backup Free」
HDDからSSDへの換装の際には、Windows10のクリーンインストールではなく、「EaseUS Todo Backup Free」(EaseUS=イーザスと読みます)というソフトでそのままクローンコピーしました。無料版あります。
コピーが済んだら入れ替えてすんなりWindows10起動しました。
注意点としては、
1.新しいHDDなりSSDをフォーマットするときに「MBR(マスターブートレコード)」を選択すること。
「GPT(GUIDパーティションテーブル)」という選択肢もありますが、これを選択してフォーマットしてしまうと起動ディスクとして認識されません。
2.もうひとつはクローン時に、なんか変な感じでパーティションが作成されてしまうこと。
理由や回避方法はよくわかりませんが、もし変な感じでパーティションが作成されてしまったら、なんらかのパーティション再設定ツールを使ってお好みのパーティション設定をしてください。
こっちの方が使い勝手が良かったかも-「MiniTool Partition Wizard」
EaseUSでクローンコピーした後、上記の2の問題にはまってしまい、「MiniTool Partition Wizard」というソフトを使ってパーティションを結合しました。これも無料版があります。Windows上でパーティションの分割、結合などが簡単にできる(場合によってはクリックだけで)使い勝手の良い逸品です。
終わった後で気づいたのですが、「MiniTool Partition Wizard」もブートドライブとしてクローンする機能がついてました。ヘルプを見てみるとしっかりと「クローンしたHDDからコンピュータを起動することができます」と書いてありました。
この機能を使って同じくクローンコピーを作ったのですが、変な感じでパーティションも分割されずに終わりました。最初からこれを使っておけば良かったです・・・
古いパソコンにはSSD換装は効果的(というか必須)
あらゆるサイトや雑誌で言われてるように、 HDDよりSSDの方がOSの起動も早いしソフトやファイルの起動も早いです。
今回みたいに古いパソコンだとその違いが顕著に現れます。今のHDDより性能の引きHDDで、しかもWindows10のような重いOSを使おうとすると、デスクトップが表示されてから捜査開始できるまでの時間、フォルダを開くときの間、ソフトの起動時間などなど、2拍も3拍も遅れた動作になります。
それをSSDに換装することで、購入当初のような操作と動作に間がない(いわゆるレスポンスが早い)パソコンに生まれ変わるのです。
みなさんも、どうぞ数千円の出費で自分のパソコンを生まれ変わらせてあげてください。