【第4回】CPU交換に挑戦
CPUを交換できるのか?
今回はCPU交換に挑戦してみようと思います。
挑戦とは言っても、このパソコンはCPUへのアクセスが至極簡単です。ネジ1本でCPUにアクセスできるので(正確にはファン固定ネジ3本、ヒートシンク固定ネジ4本もはずさないといけませんが)交換しないと損でしょう(?)
ネジを1本はずしてパカッとカバーを開けたところです。
ファンとヒートシンクを外すとCPUが見えました。
交換作業自体は簡単に済むでしょう。
どのCPUに交換するか?
で、CPU選びですが、もともと載っているのがIntel Core2Duo P8700です。
候補としてあげられるのが、同じCore2DuoだとT9900、もしくはCore2QuadであればQ9100でしょう。
それぞれのざっくりとした仕様を以下表にしてみました。
プロセッ サナンバ |
開発 コード |
動作 クロック |
コア数 | FSB | 2次 キャッシュ |
対応 ソケット |
消費 電力 |
Core2Duo P8700 |
Penryn | 2.53GHz (266MHzx9.5) |
2 | 1066MHz | 3MB | SocketP | 25W |
Core2Duo T9900 |
Penryn | 3.06GHz (266MHzx11.5) |
2 | 1066MHz | 6MB | SocketP | 35W |
Core2Quad Q9100 |
Penryn | 2.26GHz (266MHzx8.5) |
4 | 1066MHz | 6MB×2 | SocketP | 45W |
T9900、Q9100ともにFSBもソケットも同じです。
ここはやはりCore2Quadにしたいところですが、唯一気になるのが消費電力です。
現状の25Wに対して、Q9100は20Wも増加しています。『デスクトップならいざ知らず、ノートPCに+20Wは厳しいのではないか』と一抹の不安があります。
とは言いながらヤフオクにてCore2Quad Q9100 (2.26GHz)を3,000円で入手してしまいました。
今回落札したCore2Quad Q9100 (2.26GHz)です。
同じSocketPなので作業は至極簡単に終了です。
動くのか?
ヒートシンクとファンを元通りにして電源入れます。
・・・で、
「ウィーン」と、なにやら通電はしてますが黒い画面のままです。
しばらく放っておいても何も変わりません。
要するにダメということですね。
あっさり撃沈です!
おとなしくT9900にしておけば良かったのですが、動くか動かないかバクチなところもまた楽しみの一つです。
ムダになったりCore2Quadはいつかどこかで日のめを見ることもあるでしょう。