【Kindle fire HD10】FireOSと他デバイスとのファイル共有方法
日常使ってるが端末タブレットだけ、というユーザーは少ないと思います。だいたいのユーザーがスマートフォンも持ってるでしょうし、パソコンも持ってるかもしれません。端末だけでなく、USBメモリやSDカード、外付けドライブなどファイルを保存できるデジタルデバイスが多くなってくると
「この端末(もしくはメディア)のファイルをあっちの端末で使いたいんだけどどうやって移動させようか」
という悩みが多くなってきます。
今回は手軽で利便性が高いと私が考える方法についてご紹介します。いくつか方法がありますので、複数回にわたって手順などを解説していきます。
ただ、とりあえず当ページがamazaon Kindle Fireを中心に考えているページなので、当記事もタイトルにあるとおりKindle Fire(Fire OS)と他デバイス間のやりとりが中心です。AndroidOSを使っている方は、Kindle FireをそのままAndroid端末に置き換えて考えて良いと思います。iOSについても、私自身はスマホはiPhoneなので、参考として簡単に記載させて頂きます。
では↓こちらからどうぞ。
PCとやりとりする場合はKindle Fire付属のUSB充電ケーブルを使いましょう
付属のUSB充電ケーブルですが、PCと接続することでPC間とのファイル共有ができます。Kindle Fireについてる説明書はしょぼいものですし、amazonの利用方法ページもほんとに基本しか書いてないので、気づかない方もいらっしゃるでしょう。以下のページ(けっこう大事なことだと思うんですが、なんとただのQ&Aです!)に記載がありました。
方法は簡単で、ただ接続するだけです。
接続すると、以下のようなアイコンが表示され外付けドライブのように使用することができます。
Kindle FireとPCが近くにある状況ならこの方法が一番手軽でしょう。
Kindle Fire内、PC内にあるどのファイルでも共有できます。
PCに共有フォルダを設定する
Kindle FireとPCが離れている場合、PC内の特定フォルダに共有設定をする方法があります。
共有フォルダをKindle Fireから閲覧、操作するにはファイルマネージャーアプリ「ESファイルエクスプローラー」を使います。
PCが起動していれば、ケーブルをつながずにPC内の共有フォルダにアクセスできます。Kindle Fire内のファイルを共有フォルダに移動させれば、PCで使用することもできます。
PCでの共有設定方法は以下のとおりです。
1.共有したいフォルダを右クリックし、プロパティを表示
2.共有タブを開き「共有」ボタンをクリック
3.ネットワークアクセス画面が表示されたら、プルダウンメニューから「Everyone」を選択
デフォルトでは読み取り専用になっています。PC→Kindle Fireの一方通行のファイル移動しか利用しないのであればこのままでかまいませんが、Kindle Fire→PCにファイル移動もする場合はこの書き込みにも対応させなければいけません。
4.「アクセス許可のレベル」項目のプルダウンをクリックし、「読み取り/書き込み」を選択します。
5.最後に右下の共有ボタンをクリックします。
6..以下の画面が出れば完了です。
次ににESファイルエクスプローラーからの共有ファイルアクセス手順を説明します。
7.amazonアプリストアやGooglePlayストアからESファイルエクスプローラーをダウンロードすると、ホーム画面上に以下のようなアイコンが表示されます。
8.起動後、左メニューの「ネットワーク」をタップ、開いたサブメニューの中の「LAN」をタップします。
共有フォルダを設定したPCの名前がついたフォルダが表示されます。もし何も表示されていなければ「スキャン」ボタンを押すと表示されます。
共有フォルダをタップしたときに以下のような画面が表示された場合、PCにログインするときのユーザー名、パスワードを入力しましょう。入力が面倒な場合は、PC側の「パスワード保護共有」を無効にすれば、この画面は出てこなくなります。
右クリック→プロパティ→共有タブと進みます。
共有タブ内の一番下、「パスワード保護」の項目の「ネットワークと共有センター」をクリックします。
一番下の「パスワード保護共有」が有効になっているので、「パスワード保護共有を無効にする」を選択し、変更の保存をクリックします。
<番外編>
上で紹介した「ESファイルエクスプローラー」はAndroid用しかないので、iOS(iPhoneやiPad)では使えません。
iOSでネットワーク上の共有フォルダを参照するには、私は「Documents by Readdle」を使ってます(すでに使ってらっしゃる方も多いかかもしれませんが)。
設定らしい設定もなく、同じネットワーク上にある共有フォルダであれば自動で「アクセス可能なデバイス」欄に表示され、タップしてユーザ名、パスワードを入力するだけで共有フォルダ内が参照できます。
ファイルマネージャーとしてもかなり評価の高いアプリなので、まだ使ってない方は一度試してみても良いかと思います。