【第2回】アップグレード前のベンチマーク
とりあえずHDDを追加
前回記事(【第1回】NEC製『MATE MY26R/A-6』Over Viewing)で書いたように購入時はHDDが抜かれていたので、ウエスタンデジタル(WesternDigital)の2.5インチシリアルATAドライブ「WD800BEVT(80GB)」をつけてみました。
OSはライセンス認証済みWindows10が入ってます。アップデートはすべて適用済みです。ジャンク扱い1,080円(税込)で購入した動作未確認パソコンでしたが、Windows10で(突っかかりながらも)正常動作できています。
※Windows10をインストール、ライセンス認証できた経緯については別記事「宝探し感があるから中古・ジャンクあさりはやめられない」をお読みください。
PCmark10がインストールできない!
さて、ベンチマークをしてみたいのですが、ソフトは何を使おうか?と考えました。
10年以上前のグラフィック機能オンボードのパソコンで3Dゲーム用途には考えてないので、一般家庭・ビジネス用途で、全般的な性能が測定できるベンチマークソフトが良いです。
ということでPCmark10に決めました。無償版の「Basic Edition」ではアプリケーションの起動に要する時間、Webブラウジングの性能、ビデオ会議のシミュレート、ワープロソフト、表計算ソフトの処理性能、写真に対するフィルタリング処理、動画加工処理、3Dグラフィクス制作のシミュレーションが計測できます。
最新バージョンはVersion 1.1.1739、2.75GBのファイルを、(ルーターが)がんばってダウンロードしました。
ダウンロードしたexeファイルをクリック、初期画面でNextをクリック・・・したのですが次の画面にいきません。30分ほどそのままにしておいたのですが、HDDのアクセスランプのほとんど点滅しておらず、画面もまったく切り替わらないのでやっぱりフリーズでしょう。
パソコン再起動→exeファイルをクリック→初期画面でNextをクリックをしたところでまたフリーズしてしまいました。
はい、さっさと諦めます。
パソコンが古いのでもうちょっと古いベンチマークソフトにしておきましょう。
PCmark8にしました
PCmark8は2013年6月に初公開されたベンチマークソフトです。現在のバージョンは2.10.901、インストーラーのファイルサイズは3GBです。
またまた(ルーターが)がんばってダウンロードして、至極スムーズにインストールもできました。これももちろん無償版の「Basic Edition」です。測定項目は以下のとおり。
Web Browsing - Amazonia
「架空のショッピングサイトで商品を購入する」といったシナリオ。ページの遷移や商品アニメーションの表示性能を測定。
Web Browsing - JunglePin
「SNSサイトで友人達が掲載したジャングル関連の写真を見る」といったシナリオ。大量の写真の読み込み、アニメーション効果の表示性能を測定。
Photo Editing
「簡易な写真修正ソフトを使い、写真に補正処理をかける」シナリオ。描画処理性能を測定。
Writing
「リッチテキストの編集ソフトを使い、写真や図版の入った文書を作成する」というシナリ。テキスト入力、写真の挿入、2つのウインドウ間で素材をカット&ペーストといった処理性能を測定。
Video Chat encoding・Video Chat playback
「1対1でのビデオチャット」を想定。2つのウインドウで,通話相手と話者自身のH.264ビデオ映像をそれぞれストリーミング再生、顔認識技術を利用して、顔の位置を特定する処理などの性能を測定。
Casual Gaming
「DirectX 9ベースの、処理負荷が軽い3Dゲームのプレイ」を想定。テストに使用されるのは、2006年公開の「3DMark06」に含まれる「Firefly」。
ベンチマーク結果は期待通り(?)の惨憺たるもの
ベンチマーク結果です。
総合スコアは842。
どれくらいかというと、2013年時点のオフィスパソコンでも1849、最近のノートパソコンでは2465、ゲーミングPCで3785という値ですから、かなりの低性能ということがわかります。
あと「GRAPHICS CARD IS NOT RECOGNAIZED」という表示が気になります。デバイスマネージャーではちゃんと認識していたのですが、なんか最新のドライバがあるんでしょうかね。
パーツのアップグレードとともにここらへんも見ていきたいと思います。