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【第4回】CPU交換は安全パイを選択

中古デスクトップはCPU換装すべき

この中古パソコンを買った当初はメーカー仕様どおり「Core2Duo E7300」が載っておりました。動作クロックは2.66GHz (266MHzx10)、FSB1066MHz、2次キャッシュ3MB、TDP65Wです。

f:id:berge3645:20190311154519j:plainCPUクーラーはIntel純正ではなく、CoolerMaster製RI4-7I52A-X2というCPUクーラーです。全使用者がCPUクーラーだけ交換したということはないでしょうから、もともとついていたものでしょう。80㎜ファンの上にフードがついてて排出性能は良さそうです。CPUを交換するといっても、現状の3GHzちょっとのCPUにしか交換できませんから、クーラーまで交換する必要はないでしょう。

 

交換するCPUを選びます

交換候補としては以下4製品

Socket478では(たぶん)最高性能「Core2Quad Q9650」
  • 動作クロック:3.00GHz (333MHzx9)
  • コア数:2コアx2ダイ
  • FSB:1333MHz
  • 2次キャッシュ:6MB×2
  • TDP:95W

懸念点としてはTDPが大きいこと。今後グラフィックボードやUSB3.0カードなどを増設する予定なので、あまり消費電力をくうのは心配です。それとFSB1333MHzで動作してくれるのかもわかりません。

これなら安心「Core2Quad Q9650」の低消費電力版「Core2Quad Q9550s」
  • 動作クロック:2.83GHz (333MHzx8.5)
  • コア数:2コアx2ダイ
  • FSB:1333MHz
  • 2次キャッシュ:6MB×2
  • TDP:65W

Core2Quad Q9650」と同性能でTDPは現状の「Core2Duo E7300」と同じです。これなら心配ないのですが(動作するかどうかは別として)、出物が見つかりません。FSB1333MHzも同じく懸念点ですが、これがお安く手に入れば人柱も厭いません。

Core2Duoでは最高クロック「Core2Duo E8600」
  • 動作クロック:3.33GHz (333MHzx10)
  • コア数:2
  • FSB:1333MHz
  • 2次キャッシュ:6MB
  • TDP:65W

これもFSB1333MHzが懸念点。もしBIOS上でFSB固定だったら2次キャッシュが倍になっただけで、動作周波数は変わらないということになってしまいます。

ほぼ絶対確実。これが動かなかったらもう無理「Core2Duo E7600」
  • 動作クロック:3.06GHz (266MHzx11.5)
  • コア数:2
  • FSB:1066MHz
  • 2次キャッシュ:3MB
  • TDP:65W

Core2Duo E7300」の倍率を11.5倍に引き上げただけのもの。これが動作周波数どおりに動かなければ、BIOS側でCPU種別を固定しているか、FSB、倍率固定にしているかなので性能向上を目的とした交換はできません。

まずは“ほぼ絶対確実”で様子見

で、結局選択したのは倍率上げただけの「E7600」。ヘタレですいません。「E8600」くらいでも良いかなとは思ったのですが、まずは試しに、という意味で「E7600」を購入。「エクセラー2号館 楽天市場店」さんで1,146円(税込)+送料180円=1326円(税込)で購入。

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デスクトップですから作業は簡単。さくっと交換してBIOSでも認識されていることを確認。念のためタスクマネージャーでも確認しました。

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絶対確実とは言いながら、若干心配だったので一安心です。

今後もし「Core2Quad Q9550s」の出物があったら交換してみようと思います。