とにかくなんでもやってみる!

PC、タブレットなどのデジタルデバイスについてなんかいろいろやってみたことの紹介。ときどき映画の感想とか、洋楽とか。

【第1回】NEC製『MATE MY26R/A-6』Over Viewing

10年落ちです

 今回Windows10に挑戦する中古パソコンはNEC製『MATE MY26R/A-6』です。

メーカー仕様URL

http://www.bizpc.nec.co.jp/bangai/pcseek/cgi-bin/cpu_base.pl?BASE=MY26RA-6&SALE_KBN=

 法人向けに2008年10月21日に発売された製品です。なんと10年以上経過してますね。スリムタワータイプで、縦置きにしても場所を取らず、横置きにしてもモニタを上に乗せてちょうどよい高さになります。

10年前のスタンダード仕様

 仕様ではWindowsVistaインストールモデルが基本ですが、今回購入したモデルは当初はWindowsXPがインストールされていたようです。

購入時点のスペックは

 他に3.5インチFDDUSB2.0無線LAN機能なし、有線LANは1000BASE-Tという状況です。

 ケースを開けて眺めてみた感想ですが、スリムタワーにしては拡張性が高いです。
メモリスロットは4本、PCI Expressx16が1本、x1が1本、PCIが2本です。ロープロファイルですが拡張カードの選択肢が広くなります。

 さらに分解していって気づいたことはメンテナンス性が高いということ。ドライブを固定したままフレームを取り外せるのです。狭いスペースを覗き込んで、苦労してネジを回さなくても良いのです。
 さらに内蔵ストレージマウンタもスライドしてはずれます。

 ケース設計者から「さあ!拡張してください」という声が聞こえてきそうです。

NEC MATE MY26R/A-6

NEC MATE MY26R/A-6 概観

Windows7がギリギリか?

 法人に大人気のNEC製ですので出荷台数が多い、ということは中古として出回ることも多く、手に入りやすいモデルと言えるでしょう。もしくはまだ現役でがんばっている事業所さんもあるかもしれません。

 事実今回購入したものにはWindows7のプロダクトキーも貼られていました(「Refurbished PC」として再出荷されたようです)。標準スペックのままだとWindows7ががんばってギリギリ使えるOSでしょう。

 そのような10年以上前のモデルでWindows10が快適に動作するのか?
前回の「NEC VersaProJ VJ25A/A-7」より古いチップセットですし、なかなかにチャレンジャーな内容です。

 アップグレードポテンシャルがどれくらいあるかが鍵です。次回から個別のパーツごとに確認していきましょう。